やまらぼ in アジア

日本を離れて約5年。香港を居住地として香港、中国の情報をお届けします。スタートアップ創業者。IT分野、ビジネスから海外生活など思った事をつらつらを書いてきます。

イチローから学ぶKPIは積み上げる数値を設定するべき

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仕事をしていると何となく使うKPIという言葉。

重要業績評価指数といって目標達成に必要な指標のこと。

簡単に言えばこれを達成しようぜっていう項目のこと。

 

なんでこれがあるかというとチーム、組織を同じ方向性に向かわせるためっていうのが1番大きい理由と考えてる。

 

そのKPIの項目や数値の設定っていうのは経営層やマネージャ、リーダーの重要な役目の1つである。

けどKPIって何の項目を取るの?どんな数値を取るの?何個くらい設定するの?っていう悩みはどこの現場でもあると思う。

KPIを多く設定しすぎたせいで逆にビジネスを失敗に導く事も度々見てきた。

 

再度言おう。KPIはチーム、組織を同じ方向性に向かわせるためだ。

そのKPIが失敗の元になるくらいなら設定しないほうが100倍マシである。

小さい組織、チームで目標、今やるべき事が十分共有されていてかつメンバーがそれに向かって最適に動けるようであればもしかしたら設定しない方が良いのかもしれない。

ただそんなチームは稀だよね。

 

どんなKPIを設定するか、ビジネスやステージ、リソースによって変わってくるとは思うけどどんな場合でも1つのルールを適用するようにしている。

 それは積み上げタイプの数値を目標に設定するということである。

積み上げタイプというのは必ず数値がプラスになっていく形のもの。

よくある成約率など、何かの率で取ってしまうと数値が下がってしまうかも?という不安が発生する。

KPIは目標を組織で共有するものである。下がる可能性のある数値がそこにあると失敗を恐れる人と恐れない人で分裂する可能性が発生する。

 

イチローは自分の目標を打率には決して置かないとのこと。打率を目標に置いてしまうと失敗を恐れる自分が自分の中に存在してしまい、自分の中に躊躇が発生してしまうのが怖いとのことだ。なので、彼は常に目標を安打数のみにしているらしい。

 

KPIにどのような数値を設定しているか一度見直して見るとどうだろう。

 

 

イチロー 262のメッセージ

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